- AWSを勉強したいけど、どうやって勉強したら良いのか知りたい
- 無料でAWSを勉強する方法が知りたい
本記事はこのようなお悩みを解決します。
AWSはお金がかかるイメージがあるかもしれませんが、無料や低コストで学ぶ方法は十分にありますよ!
記事の信頼性
AWS SAA取得した現役エンジニアです。現在も絶賛勉強中なので新鮮な情報をお届けできると思います!
なお、こちらの記事はJavaエンジニアの勉強ロードマップ上の記事でもあります。
まだロードマップをご覧になっていない方は、ぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。
Javaエンジニアとしてどのように学んでいったらよいのか、その全体像をつかむことができると思います。
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初心者・未経験者のためのJavaエンジニアロードマップ
「これから会社でJavaを使うけど、何を勉強したら良いの?」 ...
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【初心者向け】AWSを無料で勉強する方法
まずはAWSを無料で勉強する方法をご紹介します。
このあと、低コスト&高コスパで学ぶ方法もお伝えしますよ!
1. セルフペースラボで勉強する
1つめの方法は「セルフペースラボ」を使って勉強する方法です。
セルフペースラボとは、AWSの環境を用意してもらい、その中でAWSを触ることができるサービスです。私一番のおすすめ方法ですね。
ポイント1:AWSサービスを触りながら学べる
おすすめポイント1つめは、実際にAWSサービスを触って学べる点です。
本や動画で座学勉強をしていても、実際に触るとなると手が動かない…なんて経験はありませんか?
勉強をしっかり自分の血肉として定着させるには、手を動かして経験をするのが必要なのです。
セルフペースラボであれば、無料でAWSサービスを触りながら勉強をすることができます。
ポイント2:AWS学習環境を用意してもらえる
2つめはAWS環境を用意してもらえる点です。
先ほど手を動かして学べると言いましたが、なんとその環境はセルフペースラボに用意してもらえます。
ログイン情報だけをもらい、その中でAWSサービスを触って学習するイメージですね。
自分をAWSアカウントを持っていない方でも、すぐに勉強を始めることができますよ。
ポイント3:お金のことを考えなくていい
3つめはお金のことを考えなくて良い点です。
セルフペースラボは自分のAWS環境を使いません。
そのため、AWS勉強でありがちな「学習後にリソースを消し忘れてAWSから高額請求が来た…」の心配が無用です。
自分の環境に勉強のゴミが残らないのも嬉しい点です。
セルフペースラボは何でもかんでも無料というわけではありません。
有料のコースもあるのでご注意ください。
セルフペースラボの使い方
step
1セルフペースラボに行く
こちらのリンクか、セルフペースラボで検索するとすぐに出てきますよ。
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2上の検索窓で好きなサービスを検索する
例えばS3, VPCなどを入れてみてください。
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3無料を狙ってスタート
無料またはFreeと書かれているものを狙って受講を開始しましょう。まずは会員登録が必要なので、まだの人は済ませておいてください。
「ラボを開始 / Start Lab」で無料で学習を始められるので、あとは指示に従って進めます。
2. デジタルトレーニングで学ぶ
2つめはAWSデジタルトレーニングで勉強する方法です。
これはAWSが公式的に用意しているトレーニングで、初心者向けのものから発展的なものまであります。
左側の「推奨」というタブから入門者向けにフィルターすることができますよ。
なお、クラスルームトレーニングは確かとんでもなく高額なので、学びたいものが無料であることを確認して始めてみてくださいね。
3. 資料集から学ぶ
最後に、AWSが用意している資料集を使って学ぶ方法をご紹介します。
1つめ:サービス別資料(Black Belt)
AWSは定期的にオンラインセミナーを開催しているのですが、その時に使われた資料が保存されているのが、こちらの「サービス別資料」のページです。
AWSのサービスごとにまとまっていて、Slide Share, PDF, Youtubeの3種類から勉強法を選ぶことができます。
2つめ:ホワイトペーパー
ホワイトペーパーは技術資料です。
サービスのベストプラクティスを学ぶことができます。初心者にはちょっと敷居が高いですが、AWSを使いこなすためには必ず勉強する必要がありますので、ぜひ少し覗いてみてください。
AWSの資格を勉強するときは、たいていホワイトペーパーを参考にしますよ。
【初心者向け】AWSを低コスト&高コスパで勉強する方法
無料の勉強は入門に最適ですが、本格的に勉強しようと思った場合は物足りないかもしれません。
そんな方は以下のUdemyの講座がおすすめです。
AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得
これは実際に私がAWSに入門した際に購入した動画なのですが、自信をもっておすすめできる内容となっています。
おすすめ理由1:インフラ初心者目線で作られている
1つめのおすすめ理由は、インフラを知らない方でも問題なく学べるという点です。
AWSを学ぶ方の中で今までインフラを勉強していたという方は少ないのではないでしょうか。
私も、この講座を使ってAWSを学び始めたころは「サーバなんて構築したことないよ」…といったレベル感でした。
しかし大丈夫です。
この講座は、講師の方が初心者目線で作っていることを明記しており、AWSを学ぶのに並行してインフラの知識も身につけられるようになっています。
「はじめてAWSを学ぶ方」や「インフラにあまり詳しくない方」を対象に、「AWSの重要サービスを使い、自分でネットワークやサーバーを構築できるようになる」ことを目指したコースです。
おすすめ理由2:ハンズオン形式である
2つめの理由はハンズオン形式である点です。
講義を聴いているだけでは「理解したつもりになっている」ことが往々にしてありますが、この講座は自分で手を動かしながらAWSのサービスを学んでいくので、知識の定着が図りやすいです。
例えば、Amazon EC2を使えばすぐに仮想サーバを使えるようになる、と聞いたことがあると思います。
「超簡単じゃないか!」と思うかもしれませんが、実際にはVPCで仮想ネットワークを構築して、プライベート・パブリックサブネットを作り、インターネットゲートウェイを置いて、ネットワークACLを適切に設定し、ルートテーブルを関連付けて、EC2を配置し、セキュリティグループを設定する必要しなければサーバにはアクセスできません。
ハンズオン形式であるこの講座は、(上記と順番は違いますが)上記のような必要な手順をしっかりと踏んでEC2を学習することができます。
おすすめ理由3:コスパが抜群
3つめはコスパが抜群である点です。
この講座は11時間で構成されていて、VPC, EC2, Route53, RDS, ELB, S3, CloudWatch, IAMのサービスを学ぶことができるのですが、2000円程度で購入することができます。
動画なので音と映像で学習でき、何度でも再生でき、無期限で、質問もできる…という至れり尽くせりのセットになっているので本当におすすめです。
なお、Udemyのセール期間以外だと10,000円程度の価格に設定されているので、必ずセール期間に買うことをお勧めします。
※セールは月に数回やってきます。
AWS資格に挑戦してみよう
上記の方法でAWSを学び始めたら、せっかくですのでAWSの資格に挑戦することをお勧めします。
資格を取得することでAWS知識があることを証明することができますし、自分に自信がつくためですね。
AWSの場合は、「クラウドプラクティショナー」という資格が初心者向けに用意されていますので、ある程度勉強が進んだらぜひ受けてみてください。
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初心者におすすめ参考書!クラウドプラクティショナー勉強法を紹介
最近はどの企業もクラウド化が進んでおり、まず初めの勉強として ...
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まとめ
AWSを無料 & 低コストで学ぶ方法をご紹介しました。
- セルフペースラボ
- デジタルトレーニング
- 資料集
- Udemy
これらの方法を駆使して、AWSを勉強することができます。
「何をやったらわからない!」という方は、ぜひデジタルトレーニングかUdemyからやってみてください。
これら2つであれば学ぶ順番が決められているので、迷わずに勉強を進めることができます。
そして気になるサービスが見つかったら、セルフペースラボか資料集で詳しく学ぶことがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。