こんにちは、まいまいです。
文系プログラマーとして自社商品を持つ会社に内定をいただきました。みなさんも文系プログラマーとして内定して、今年の4月から社会人生活をスタートさせているのではないでしょうか。そして、「やばい、同期のレベルが高い…！会社何言ってるかわからない…！おいていかれる…！」のように感じで焦っていませんか（私は焦っています）。
しかし大丈夫です。実は、会社でプログラマーとしてキャリアを積むには、技術力よりも大切なものがあります。この記事を読んでくださっている方のなかにはそんな話を新人研修中に聞いたことがあるかもしれませんね。
今回は、技術力がない文系プログラマーでも確実に身につけられる、技術力より大切なもののお話をします！
プログラマーが技術力よりも会社に求められるもの
プログラマーといえば技術力。技術力さえあれば引く手数多でいつでも転職できる、なんて考え方がありますよね。確かに技術力がある人のほうが価値が高いですが、会社に勤めるという面では技術力だけでは不十分で、その高い能力にもかかわらず面接で落とされることだってあります。
では、会社で働くプログラマーが技術力よりも必要とされるものとは一体なんでしょうか。それは「会社への情熱」です。もっと噛み砕いて言うと、「企業理念への理解と強い思い」です。会社はこれをプログラマーに求めてきます。
なぜ会社への情熱が大切なのか
どうして企業理念への理解と強い思いが技術力にも勝って大切に扱われるのでしょうか。それは、企業という組織を理解することで理解できます。
企業はなんのために存在するのでしょうか。その答えは企業理念を達成するためです。各会社には理念がありますよね。例えば「人生で忘れられない瞬間を提供する」とか「第一志望へ必ず合格させる」とかです。（適当に挙げたのでこのような理念の会社があるかは存じ上げません。。）企業理念が会社のゴールであり、そのゴールテープを切るために会社は走理続けていると例えられます。
もし企業理念がなかったらどうなるでしょうか。その会社はなんのために存在するのかわからなくなり、なにをすべきかも分からなくなります。社員もなぜ仕事をしているのかが不明になり、すべての仕事が無思考の作業になることでしょう。
もし社員が企業理念を理解していなければどうなるでしょうか。社内の意思がバラバラになりますね。例えば社内でなにか良さそうなアイデアが出としても、それが本当に企業理念を達成するのに必要なアイデアかどうかを誰も分からず、何となくそのアイデアを採用したが、理念を考えると意味はなかった、なんて事態が起こります。
このように、会社には企業理念が必要で、その理念に正しく向かって走り続けるには理念を深く理解した社員が必要なのです。
技術力なんて後からどうとでもできる
「技術力なんて後からどうとでもできる。今はこの企業の存在意義を理解し、それを軸に仕事を考えることが大切だ。軸があるからこそ、より良くしていくことができる。」
これは、技術力がないことを不安に思っていた新人研修中の私が先輩に相談し、答えていただいた内容です。まさにその通りで、技術力は仕事をしているうちにある程度身につきますし、仕事後の時間で勉強することだってできます。しかし、理念への強い思いがない社員は、会社としてはどうすることもできませんし、いくら技術力があってもそのような社員は不要だと思われてしまいます（もしくはその社員が上の役職へ進めません）。
プログラマーとしてキャリアをスタートさせた方は、必ず企業理念を理解し、自分が理念に対して思いを持っているかどうかを再確認してみて下さい。技術力は今は低くても大丈夫です。
会社へあまり情熱を持てない人へ
とはいえ、企業理念に対して情熱的になれない人だっているかと思います。そんな方は、もちろん理念へ共感できるようになることが最善ですが、次のような選択肢もあります。
技術力メインで買われるフリーランスへ
プログラマーといえばフリーランス。独立して技術力で稼ぐんだという印象はありますよね。このフリーランスは例えるなら傭兵みたいなもので、純粋な技術力を売り物にします。理念を気にすることがなく、理念への思いがないと評価されない会社には縛られない形態なので、向いているかもしれません。
色んなことを経験して思いを見つける
もう一つは、色んな経験をして感情・思考を豊かにするという選択肢です。趣味やその他の経験、例えばボランティア、恋愛、旅行、大きな怪我、結婚などの経験は、なんらかの「思い」を芽生えさせるヒントになります。それらの経験から、自分にあった会社を探して転職する、なんて考え方も良いと思います。
まとめ
文系新卒プログラマーが技術力よりも大切にすべきことについてお話しました。会社では、技術力よりも企業理念への強い思いが期待されることも少なくありません。今は自分に技術力が足りず、不安に思っているかもしれませんが、このブログがその不安を払拭するきっかけになれれば幸いです。
一緒に文系プログラマーとして頑張っていきましょう！
