こんにちは、文系プログラマーのまいまいです。
未経験から自社パッケージを持つ会社にJavaプログラマーとして内定をいただきました。
今は先輩にあれこれ教えてもらいながらなんとか業務についていっていますが、やはり未経験となると分からないことも多く、先輩に質問ばかりしてしまうのが心苦しいです。
このように、新人時代の文系プログラマーはどうしても質問が多くなってしまいがちですが、実は質問の仕方にはかなり気を付けなければなりません。
質問の仕方によっては先輩に迷惑をかけてしまったり、怒らせてしまったりしまうことがあるためです。
そこで今回は、文系プログラマーが仕事先で気をつけるべき良い質問をする方法についてお伝えします!
良い質問の仕方を身につけて、先輩から認めてもらえるようになりましょう!
文系プログラマーがやってしまいがちな悪い質問の例
まず最初に悪い質問の例を挙げてみます。私もそうでしたが、実はほとんどの新入社員が悪い質問をやりがちですので、もし以下のような質問をやっていたら要注意です。
「先輩、指示通りやったんですけどうまく動かなくてエラーが出ました。」
「先輩、先ほどの指示ですがやり方が分かりません。」
なにか先輩から指示を受けたものの、それがうまく行かなかったときにはこんな質問をしてしまいがちですよね。
実はこれ、先輩からしたら絶対されたくない質問なんです。質問の仕方を覚えてくれよ、と呆れてしまいます。
これらの質問が悪い理由
これらの質問のどういうところが悪いのでしょうか。
それは、「何を解決したらいいのか全くわからない点」です。
例えば1つ目の「先輩、指示通りやったんですけどうまく動かなくてエラーが出ました」という質問の場合、
・指示ってどの指示?(先輩は忙しいので指示内容を忘れている可能性がある)
・指示の中でもどの部分?(具体的に何ができなかったのか不明)
・どんなエラーが出たの?(エラー内容を見ないと何がだめなのか不明)
などが良くないポイントですね。
2つ目の質問も、やり方がわからないと言うけど自分でやり方を調べて解決しようとしたのか、とか、もっと具体的に何が分からないのか、といった疑問が湧いてきます。
これらを先輩が一つ一つ解決していくとなると、とても時間がかかりますし、なんだか助ける気力もなくなってしまいますよね。
このように、説明不足で先輩の時間を奪ってしまうような質問は良くない質問になります。
良い質問の仕方
それでは、文系プログラマーがすべき良い質問とはどのような質問なのでしょうか。その答えは、先ほどとは逆のような質問をすることです。
つまり、質問を見るだけで先輩が「ああこれね」と分かる質問が良い質問になります。
少し例を挙げてみます。
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先輩、指示にありましたLinuxのアップデートをコマンドで行ったのですがうまく行きませんでした。
解決策を教えていただけないでしょうか。
以下詳細です。
■手順
1. コマンドを開く
2. apt update を実行。するとエラーが出る。
■結果・症状
「ロックファイル/aaa/bbb/ccc/dddをオープンできません -open(許可がありません)」 が出る
■その後試したこと
(解決しようと思って試行錯誤したことと、その結果を書く。)
■参考資料
以下のサイトにLinuxのアップデートの記述が載っていたので、参考にして打ち込んでみました。 "URL"」
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…ここまで書けると、新卒プログラマーとしては合格をもらえると思います。
このような具体的な質問を目指しましょう。
質問に最低限書くべき情報を押さえる
良い質問は、その中に盛り込むべき情報が決まっています。
- 質問の簡潔なまとめ
- 手順
- エラー詳細
- その後試したこと
これらの4つは最低限押さえる必要があります。必須ではありませんが、参考資料や備考などを付け足すと、より思いやりのある質問にすることができます。
1. 質問の簡潔なまとめ
まず最初に、どんなことが起こっていて何を解決してほしいのか、を簡潔にまとめた文を用意しましょう。これを見ただけである程度の内容がわかるような文章が理想的です。
2. 手順
どのような手順をとったのかを詳細に書きます。これを読むだけで先輩が流れを想像できたり、実際に同じ手順をとれたりするくらいに詳しく書くのが理想です。決して主観で手順を省略してはいけません。
3. エラー詳細
手順の結果、どのようなエラーが出たのかを詳細に書きます。もしエラー文がある場合は、丸コピしてしまいましょう。エラー文がない場合は、どんな状況なのかを事細かに文にします。
4. その後試したこと
エラーが出たあと、エラーを解決するために試したことと、その結果をここに記述します。
これらの4つの要素を含んだ質問ができると、先輩も質問対応がしやすくなりますし、スムーズな問題解決にも繋がります。
良い質問はあなたの評価はもちろん、チーム全体の利益にもなりますから、ぜひ良い質問の方法を確立しましょう!
まとめ
文系プログラマーが気をつけるべき質問の仕方をご紹介しました。
質問をするときは、質問の簡潔なまとめ、手順、エラー詳細、その後試したことの4つを必ず含むようにし、聞く相手から見てとてもわかりやすい質問文を作ることを心がけましょう!最後までお読みいただきありがとうございます。