- Javaエンジニアを目指して基礎を勉強したいけど、どうやって勉強したらいいのかわからない。
初心者の方だと、勉強の方法について悩むことも多いですよね。
そこでこの記事では、「Javaに入門した方」を対象に、Javaの基礎をどのように学べばいいのかをご紹介します。
なお、Javaエンジニアの勉強ロードマップのうち、一番最初の段階になります。
まだロードマップをご覧になっていない方は、ぜひ以下の記事を読んでみてくださいね。
Javaエンジニアとしてどのように学んでいったらよいのか、その全体像をつかむことができると思います。
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初心者・未経験者のためのJavaエンジニアロードマップ
「これから会社でJavaを使うけど、何を勉強したら良いの?」 ...
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Javaに入門するおすすめな方法3選
Javaをとにかく触ってみたいという方におすすめな方法を3つご紹介します。
1. Progateで無料で学ぶ
まず初めに私がおすすめする方法は、Progateという学習サービスを使って学ぶ方法です。
Progateは累計200万ユーザが学んだ実績のある、初心者・入門者向けのプログラミング学習サービスです。
私もお世話になったサービスですが、これだけ使われているのは理由があります。
理由①:一部無料で学べる
Progateは会員登録制のサービスですが、無料会員でも最初の2講座分くらいは無料で学ぶことができます。
2講座だと大体2~3時間分のボリュームがあるので、「基本を押さえたい」「本格的に学ぶ前に一度触ってみたい」というニーズを十分に満たすことができます。
Javaコースの場合は全6講座のうち2講座までを無料で学ぶことができ、これだけで以下のことを学べます。
- 四則計算
- 変数と代入
- 型変換
- if, else if文
- switch文
- for文
- while文
- 配列
このようにJavaの基本的な要素のいくつかを無料で学べるのはとても嬉しいですね。
理由②:すぐ学べる
初心者の方はピンと来ないかもしれないですが、実は「すぐ学べる」というのはかなり嬉しいポイントなんです。
実は、自分のPCで本格的にJavaを学ぼうとすると、少なくとも以下のような準備がいります。
- JDKのインストール
- JavaのPATHを通す
- エディタ(IDE)のインストール
これらの準備を環境構築と呼びますが、一言でいうとJavaを動かすためにいろいろ設定をする必要があるのです。
この環境構築は初心者にとってハードルが高いものですが、Progateの場合は環境をすべてあちらで用意してくれていて、自分で環境構築をする必要がありません。
ChromeやSafariといったブラウザさえあればすぐ学び始めることができるので、おすすめなのです。
まずはProgateでさっとJavaに触れてみよう
いきなり有料サービスの登録や、分厚い参考書を買うのはハードルが高いですよね。
「お金を払ったけど、本当に自分に合っているのかわからない…」といった不安が付きまとうと思います。
しかし、ProgateならJavaを2講座分無料で学ぶことができ、環境構築も不要です。
ぜひ、ProgateでJavaに入門してみてくださいね。
2. 無料のウェブサイトで学ぶ
次におすすめする方法は、ウェブサイトを使って学ぶ方法です。
Javaは有名言語で歴史もあるので、無料でも十分に質の高い学習ができるウェブサイトがたくさんあります。
それをうまく使って学習を進めていきます。
ここで私がおすすめするのはマンガで分かるJava入門さんです。
理由①:初心者が親しみやすい
私が選んだ理由の中でこれが最大の理由と言っても過言ではありません。
マンガで分かるJava入門さんはその名の通り漫画形式で学習していくので、初心者の方が親しみながら学べるためです。
正直Javaを学べるサイトは他にもたくさんありますが、どれも小難しい言葉で無機質な印象があったり、学ぶ順番が決まっていなかったりと、「これは初心者には優しくないな」と感じるものが多かったです。
そんな中で漫画形式を取り入れているこのサイトは印象的で、私が初心者だったら嬉しいなと思えるものでした。
なお、講座は以下のような構成で進んでいきます。
- 漫画で今回の学習内容をコミカルに説明
- 文章で内容をまとめる
- ソースコードで説明
漫画の後に内容のまとめとソースコードがついているので、「漫画でしっかり学べるの?」という方も安心です!
理由②:内容が充実している
マンガで分かるJava入門さんの講座は、なんと95話で構成されています。
これだけの内容を無料で公開しているのもすごいですが、内容も現役でJavaエンジニアをやっている私から見ても十分に濃い内容だと感じました。
なお、1話1話の内容はそれほど多くないので安心してくださいね。
手を動かすことを忘れないこと
「漫画を読みながらJavaを学べるんだ」からといってただ読んでいるだけでいると、学習の効果が下がってしまいます。
プログラミングを勉強するうえで大切なのは、手を動かすことです。
どのエンジニアも言っていますが、自分で手を動かすことでようやく、見聞きしたものが自分の力として定着していきます。
そのため、ここでの学習はJavaの環境構築を行うことをおすすめします。
ココがポイント
手を動かしてソースコードを書くことが大切
3. 参考書で学ぶ
最後に、参考書を買って学ぶことをおすすめします。
個人的な感想ですが、何かに入門するときは参考書はやっぱり必要で、同時に最強です。
本の強みは「説明が詳しい(信頼性がある)」点と「体系的にまとまっている」点でしょう。
私が先ほどおすすめした「マンガで分かるJava入門」さんは、Javaの入門としては体系的にまとまっていますが、入門の先の情報はやはり載っていません。
さらに詳しい内容を体系的に学ぶには、参考書が必要です。
そういう意味で、Progateかマンガで分かるJava入門をざっと勉強した後に買うことがおすすめです。
本格入門と言えますね。
ココがポイント
参考書を買う前に、無料でサービスを試して軽く勉強しておく
おすすめ参考書は1択
Javaを学ぶためのおすすめ参考書ですが、私の中のおすすめは『スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)』一択です。
こちらのスッキリわかるシリーズは、本の表紙に「圧倒的人気No.1」と堂々載せているように、Javaの入門書の中でこれ以上なくわかりやすい本です。
シリーズは3冊出ており、私も全部揃えたのですが、初心者の方はシリーズの1冊目の『スッキリわかるJava入門』だけを購入すれば問題ありません。
本の特徴
『スッキリわかるJava入門』の特徴は以下です。
- 主人公キャラクターと一緒に学んでいく
- 指導役の人と対話形式
- ゲームを作りながらJavaを学び、最終的に簡単なコンソールゲームを開発できるようになる
- Javaの練習問題がついている
私がこれをおすすめする個人的な理由は、3つめのコンソールゲームを開発できるようになる点ですね。
自分が初心者の時、自分で何か作品を作りきったときの嬉しさは忘れられないものでした。
そのため、ぜひこの本で学んでほしいという愛着があるんですよね。
もちろん、世の中的にもベストセラーの本だという客観的な面も考慮していますよ。
スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)を見てみる
学べる内容
『スッキリわかるJava入門』では以下の内容を学ぶことができます。
かなり濃い内容になっているので、買う価値はあると思います。
- 型
- 四則演算と各演算子
- if, switch, for, while
- 配列
- メソッド
- クラスとインスタンス
- オブジェクト指向
- カプセル化
- 継承、インターフェース、ポリモーフィズム
- 例外
- コレクション
スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリシリーズ)を見てみる
まとめ:結局どの方法で学ぶのがいいの?
ここまでJavaのおすすめ勉強法を3つご紹介してきましたが、「結局どれが1番いいんだよ」と悩んでしまうこともありますよね。
私が思うには、以下の組み合わせが1番学習に良いと思います。
- Progateでハードルを感じることなくスタート。なんとなくJavaというものを理解する。
- 本を買って、詳しいJavaを本格的に学ぶ。
- 本で理解できなかった難しい点を、漫画形式の分かりやすいページで理解する。
個人的なおすすめはこれで、こうすることでそれぞれの強みを一番生かすことができるのではないでしょうか。
ともあれ、まずはProgateからスタートするのは私の一番の推しなので、まずはProgateの無料コースを試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。