- 「Javaに慣れてきたからそろそろ資格が取りたい!」
- 「Java Bronzeってどんな資格試験?」
- 「Java Bronzeのおすすめ勉強法が知りたい!」
この記事では、これらの疑問にすべてお答えしていきます!
自己紹介
Javaをメインにやっている現役プログラマです。
文系出身で、Java Bronzeは入社前の大学4年生のころに合格しています。
今日はJava Bronzeがどういう試験なのか、またどうやったら合格できるのかをお伝えしていきます!
Java Bronzeとはどんな試験?
Java BronzeとはOracleが提供している資格試験です。
Javaの基本的な理解を有することを証明することができます。
Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 認定資格は、言語未経験者向けの入門資格で Java 言語を使用したオブジェクト指向プログラミングの基本的な知識を有すること を評価することを目的としています。
https://education.oracle.com/ja/oracle-certified-java-programmer-bronze-se-available-only-in-japan/trackp_818
Javaの資格としては最も基本的な位置にある資格で、
この上にさらにJava SilverとJava Goldが存在します。
ちなみに、SilverとGoldは世界的に定められた資格試験ですが、Bronzeは日本国内だけで有効なローカル資格です。
試験概要
Java Bronzeの資格試験はこのような内容になっています。
問題数 | 60問 |
試験時間 | 65分 |
合格ライン | 60% |
出題形式 | PC画面上での選択式問題 |
受験料 | 13,600円 |
受験方法 | オンライン(自宅など)またはテストセンターで受験可能 |
PC画面で選択問題を解いていく形式になっています。
また、受験は自宅とテストセンターのどちらでもOKなので、仕事終わりなどにサッと自宅で受けることも可能です!
難易度・合格率
Java Bronzeはどれくらい合格が難しいのかは気になるところですよね。
しかし、残念ながら合格率は発表されていません。
ただ、参考までに全くの文系初心者の私は、業務を経験する前に3か月勉強を続けて合格することができました。
また、後ほど詳しくご紹介しますが、以下の本1冊だけで十分に合格が可能になるレベルなので、そこまで身構えなくてもいいと思います。
徹底攻略Java SE Bronze問題集[1Z0-818]対応
コツコツとまじめに勉強することで誰でも合格できるレベル感です。
申し込み方法
続いてJava Bronzeの申し込み方法ですが、こちらがかなり複雑になっています。
正直テストよりも申し込みの方が難しいんじゃないかと思うレベルです。
こちらのQiitaの記事がとてもよくまとまっていたので、誠に恐縮ですが引用させていただきますね。
ざっくりいうと、PearsonVueというテストを請け負っているサイトのアカウントと、Oracle社のアカウントの2つを作って試験に申し込む形になります。
JavaBronzeのおすすめ勉強方法
それでは、JavaBronzeに合格するまでのおすすめ勉強法をロードマップ形式でご紹介します。
1. 参考書を買う
まず1番初めに参考書を買います。
本屋さんに行くと3~4冊くらい売ってありますが、以下の1冊で十分合格に達することが可能です。
徹底攻略Java SE Bronze問題集[1Z0-818]対応
通称黒本で、本当に内容が素晴らしいのでSilverとGoldもこれを1冊買っておけば合格できます(経験談)
とはいえ私個人の経験では曖昧なので、理由もしっかりお伝えしますね。
理由1:試験範囲を1冊で網羅できる
最初の理由は、当たり前ですが1冊で試験範囲を網羅している点です。
黒本は以下のような構成になっており、後半にかけて難しくなる構成になっているので勉強もしやすいです。
- 第1章 Java言語のプログラムの流れ
- 第2章 データ宣言と使用
- 第3章 演算子と分岐文
- 第4章 ループ文
- 第5章 オブジェクト指向の概念
- 第6章 クラス定義とオブジェクトの使用
- 第7章 継承とポリモーフィズム
- 第8章 総仕上げ問題
- (巻末付録)UMLの読み方について
- 付録:オンライン模擬試験
理由2:問題数が豊富(各章20問程度 + 模擬試験2回分)
2つ目の理由は問題数が圧倒的に豊富である点です。
1~7章までそれぞれ20問程度は練習問題がついており、さらに模擬試験が60問×2回分ついています。
理由3:試験でほぼ同じ問題が出る
最後最も大きなポイントですが、黒本と同じような問題が本番でも出題されます。
「あ、進研ゼミでやったところだ」が本当に再現できるので、黒本を完璧にすることで本番の問題に十分対処することができます。
もちろん、すべてがすべて同じではありませんが。
2. 各章をじっくり理解しながら進める
黒本を買ったら、各章をじっくりやっていくのですが、ここで大切なのが「説明を理解すること」です。
私の周りで落ちた方は理解せずに丸暗記で挑んでいる印象でした。
これでは本番の問題に対応できませんし、そもそも勉強の意味がありません。
各章を1~2日かけてじっくり解いていきます。
3. 模擬試験を1回分解く
じっくり進めた後は、第8章の模擬試験を60問一気に解きます。
ここで合格ラインを越えていたらかなり合格が近いですが、おそらく50%程度の正答率になるでしょう。
4. 各章をもう一度やり直す
ここで、各章をもう一度解きなおしていきます。
以前理解できるまでじっくり勉強したので、ここでの勉強はかなり楽に感じるはずです。
「おぉ、解けるぞ!わかるぞ!」を体感してください。
5. もう1度同じ模擬試験を解く
続いてもう一度第8章を解きます。
おそらく合格ラインを越えているはずです!
6. 間違えた個所の復習と模擬試験2回分をループする
最後に、詰めとして合格ラインの90%をとれるまで復習と模擬試験の勉強をループします。
ここまでやればまじで受かります!
まとめ
Java Bronzeの資格概要や、その勉強法をお伝えしました。
Java Bronzeは黒本一冊で合格可能なので、ぜひじっくり取り組んで合格を目指してください!
最後までお読みいただきありがとうございました。